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不動産会社の選び方【資金計画】編

資金計画

江戸川区の不動産エージェント江戸川不動産情報館・金野秀樹(コンノヒデキ)です。

 

【不動産会社の選び方シリーズ】

・資産価値を重視してくれるか?

・資金計画を重視してくれるか?

・将来のランニングコストを教えてくれるか?

・借入金額の決め方は?

・レインズを見せてくれるか?

・買ってはいけない物件を教えてくれるか?

・減税・助成金・補助金等の制度をアナウンスしてくれるか?

【その①】印紙税・登録免許税・不動産取得税

【その②】消費税・住宅ローン減税

【その③】かし保険

【その④】長期優良住宅化リフォーム推進事業  

 

本日は、不動産会社の選び方「資金計画」編です。

参考にして下さい。

資金計画を重視してくれるか?

不動産を購入する際には、資金計画について考えなければなりません。

 

毎月、いくらの返済なら無理がないのか?

毎月、毎年、何年かごとの定期的なランニングコストはいくらかかるのか?

 

無理のない返済額がわかったら、逆算していくらの借入金額になるのか?

逆算した借入金額が、そもそも金融機関から借入可能なのか?

物件ありきで考えていませんか?

住み慣れた街、勤務地、お子さんの学校、実家との距離等々で希望エリアを決める事は良くあることです。

ここに、資産価値、資金計画という観点を踏まえて検討していくことをお勧め致します。

 

ある朝、ポストに不動産広告がポスティングされていました。

 

広告には、魅力的な言葉が並んでいました!

 

・低金利時代!新築マンションが家賃並み!

・家賃並みで、支払が終ったあとは、資産になります!

・自己資金なしでも借入可能です!

・いまなら、〇〇万円キャッシュバック!

・〇〇ギフト券プレゼント!

不動産広告を分析

・低金利時代!新築マンションが家賃並み!

→家賃並みという表現には、気を付けましょう。

 広告では、返済額が変動金利で計算されている事がほとんどです。

 変動金利ですと、確かに家賃並みの支払いになりますが、ローンの期間中、金利は変動します。

 

【変動金利のルール】

変動と言いながら、5年間は支払い額は変わりません。

金利の見直しは年2回あり、変動した場合は、支払額の内訳(元本と利息)の割合が変動します。

借り入れ当初から5年後に、返済額が見直しになります。

この時も、125%ルールというものがあり、最大25%までしか返済額は上がりません。

 

仮に金利が上昇しても、いきなり返済額が急激には上がらない仕組みになっています。

 

それなら、安心ですね!と思った方!ご注意を!

金利の上昇が激しい場合、返済額の内訳のほとんどが金利となり、元本が減りません。最悪の場合、毎月の返済額だけでは利息を支払え切れず、未払い利息が生じる可能性があります。

 

毎月しっかりと返済しているにもかかわらず、元金はまったく減らないという事態となり、場合によっては、未払い利息を背負う事もあるわけです。

 

住宅ローン以外でも、税金、火災保険料、管理費、修繕費等のランニングコストを踏まえたら、家賃並みですか?

 

・家賃並みで、支払が終ったあとは、資産になります!

→住宅ローンの返済がおわる数十年後に、資産価値があるかどうか予測してみてください。

 たしかに、不動産の所有者で、ローンも完済した。

 でも、築30年・35年のその建物に資産価値はあるのでしょうか?

 しっかりとメンテンナンスや内入れ返済をしていた場合、返済額以外にも出費があるわけですから、家賃並みとは言えませんね。

 

・自己資金なしでも借入可能です!

 

→自己資金なしという事は、諸費用も借入するという事ですね。

諸費用分の金額も住宅ローンを利用出来る場合も多くなりましたが、この分の金額は、当然、資産価値とはなりません。そして、残債の一部となりますのでご注意下さい。

 

・いまなら、〇〇万円キャッシュバック!

・〇〇ギフト券プレゼント!

→その分値下げしてくれれば良いのに…。

 

資金計画を重視のまとめ

不動産会社が、資金計画を重視してくれているかどうかは、資金計画について親身になってくれるかどうかでわかります。

目先の返済額だけではなく、家賃並みという表現を使うのであれば、将来のリスクもしっかりと説明してくれるかどうか。

不動産会社は、売上を上げなければ倒産してしまいます。

不動産会社の社員は、売上を上げなければ、給料が減ってしまいます。

 

自社の資金計画を第一義とする不動産会社。

消費者である買主の資金計画を第一義とする不動産会社。

 

あなたはどちらの不動産会社を選びますか?

 

【不動産会社の選び方シリーズ】

・資産価値を重視してくれるか?

・資金計画を重視してくれるか?

・将来のランニングコストを教えてくれるか?

・借入金額の決め方は?

・レインズを見せてくれるか?【物件情報開示】編

・買ってはいけない物件を教えてくれるか?

・減税・助成金・補助金等の制度をアナウンスしてくれるか?

【その①】印紙税・登録免許税・不動産取得税

【その②】消費税・住宅ローン減税

【その③】かし保険

【その④】長期優良住宅化リフォーム推進事業  

  

不動産営業マンの選び方という記事も書いています!

不動産会社の選び方はこちら

 

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