· 

中古住宅の保証制度について

中古マンションの保証

江戸川区の不動産エージェント江戸川不動産情報館・金野秀樹(コンノヒデキ)です。

 

本日のテーマは「中古住宅の保証制度」についてです。

参考にして下さい。

中古住宅の保証制度

政府による住宅市場動向調査によると、中古マンション・中古戸建等の中古住宅を選ばなかった理由についての上位の理由は下記の通りでした。

 

・新築の方が気持ちが良いから

・リフォーム費用について割高になる

・耐震性や断熱性など品質が低そう

・隠れた不具合が心配だった

 

【e-Stat 政府統計の総合窓口より】

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00600630&tstat=000001017729&cycle=8&year=20181&month=0&result_back=1

 

本日はこの中の「隠れた不具合が心配だった」を掘り下げて、中古住宅を購入する場合の保証問題について解説していきましょう。

新築住宅の保証制度

中古住宅の保証について解説する前に、新築住宅を購入した場合の保証についてご説明しておきましょう。

 

新築住宅を供給する事業者は、住宅のなかでも特に重要な部分である、構造耐力上主要な部分および雨水の浸入を防止する部分(下図)の瑕疵に対する10年間の瑕疵担保責任を負っています。 ※瑕疵担保責任とは、契約の目的物に瑕疵(欠陥)があった場合に、これを補修したり、瑕疵によって生じた損害を賠償したりする責任のことをいいます。

住宅瑕疵担保制度ポータルサイトより

瑕疵担保の範囲

住宅瑕疵担保制度ポータルサイトより出典

中古住宅の保証制度

一般的には、中古住宅を個人の売主から購入した場合の瑕疵担保責任期間は、2~3ヶ月で設定されます。

建物が古い場合は、そもそも瑕疵担保責任を免責にしている場合もあります。

 

これでは、中古住宅を購入する買主は不安になるわけです。

不安を避ける為、保証期間が長い新築住宅を選択するという方が多いのはわかる気がします。

既存住宅売買かし保険

中古住宅を購入する方には、是非、既存住宅売買かし保険への加入をお勧め致します。

 

既存住宅売買かし保険は、構造躯体と雨水の浸入などに対する最大5年間、1000万円の保険制度です。

(給排水管や電気配線・ガス管は保険法人によって取り扱いが異なります)

万が一雨漏れなどの保険事故が発生しても、補修費用を保険金で補うことができるので安心です。

詳細はこちらから

 

ここで一つ疑問点が出てきます。

 

それは、わざわざ「既存住宅売買かし保険」に加入しなければならないのなら、新築住宅を購入した方がお得では?という疑問です。

新築住宅は買った瞬間に資産価値が大きく毀損する

新築住宅は、買った瞬間に資産価値が10~20%毀損してしまいます。

 

何故なら、新築住宅には、不動産事業者の利益・販売管理費・消費税がのせられているからです。

例えば、4,000万円の物件を買った場合、買った瞬間に400~800万円を損してしまうわけです。

 

既存住宅売買かし保険は、5年契約で検査料+保険料で高くても20万円はいきません。

 

マンションであれば築10から15年、戸建であれば築15から20年くらい経過して、資産価値の毀損率が落ち着いた物件を購入して、既存住宅売買かし保険に加入した方が、結果的に金銭的にも得をする確率は高いと思います。

 

さらに、将来、ライフスタイルが変化して、住み替えを行う時に重要になる「リセールバリュー」についてもしっかりと意識しましょう。

「リセールバリュー」とは、「将来、売却する時の資産価値」という意味となります。

 

この「リセールバリュー」の決定要因の90%は「立地」で決まります。

リセールバリューについてもっと詳しく知りたい方はこちら

まとめ

・新築住宅には、最大10年間の保証制度があります。

しかし、新築住宅の資産価値の毀損率を考慮すると、中古住宅を選択する方が賢い選択である。

 

・中古住宅を選択する上で、大事な事は「リセールバリューを意識する事」と「既存住宅売買かし保険に加入する事」である。

 

弊社、江戸川不動産情報館は、不動産についての基礎知識を無料セミナーでレクチャーしています。

押し売り・売り込みは一切ありません。

不満足の場合は、その後一切の連絡をしない事をお約束していますので安心してご参加ください。

 

家を買うなら知っておきたい情報セミナー

 

ご不明な点等ございましたら

江戸川区の不動産バイヤーズエージェント江戸川不動産情報館へお気軽にご相談下さい。

不動産バイヤーズエージェントは、あなたの為の不動産代理人です。

 

江戸川不動産情報館 金野 秀樹(こんの ひでき)

家を買うなら知っておきたい情報セミナー・勉強会

【セミナーの内容】

☆マーケットを知る☆資産性とは何か☆リスクを考える☆減税・補助金☆私たちが出来ること

 

「貯蓄になる家」「負債になる家」「不動産の資産価値とは?」「生き残る街」「捨てられる街」「買ってはいけない物件」「バイヤーズエージェントって何者?」「不動産の買い時はいつ?」「家余り 人口減少時代の家探し」「不動産市場の仕組み」「不動産営業マンの思考」「不動産事業者が大好きな儲かる取引とは?」and more

 

セミナーでは、売り込みは一切ありません。お客様の貴重なお時間を頂きますので、徹底的に不動産の賢い購入術(買ってはいけない物件・不動産価格の決まり方等)、不動産業界の仕組み(不動産屋に騙されない方法等)を時間いっぱいにお伝えします。その為、物件を売り込む暇はありません。セミナー受講後、弊社をご利用するかしないかご判断下さい。不満足の場合は、一切の連絡をしない事をお約束致します。


全国マンションデータベース

気になるマンションの資産価値がわかります

全国14万棟のマンション情報が確認出来ます!

【確認出来る情報】

・物件概要・マンション偏差値

・クチコミ・推定売却価格

・中古販売履歴、相場・過去の賃料履歴、相場

and more


不動産を自分でAI査定

買ってはいけない物件を自分で簡単チェック

セルフィンの利用でこんな事が分かります

①価格の妥当性を判定 ②対象不動産の流動性を判定 ③立地による資産性を判定④住宅ローン減税の対象か否かを判定 ⑤建築年から耐震性を判定 ⑥管理状況の良し悪しを判定(マンション)⑦土地の資産性について判定(戸建て)

⑧全国マンションデータベースを閲覧可能・マンション偏差値・推定売却価格・過去の販売相場・過去の賃料相場


AI評価付で自動で物件情報をお送りします

希望の条件に合う物件情報を自動でお届けするロボットです。不動産データベースやWEB上に登録された新着不動産情報をいち早く発見し、最短24時間以内に皆様のお手元に自動でメール配信します。物件情報だけでなく、物件の資産性をビックデータと比較して評価書付きで物件情報をお届けするサービスです。


フォームから相談依頼

「家を買うなら知っておきたい情報レポート」をご希望のお客様は、メッセージ欄に「レポート希望」と入力して送信して下さい。

メモ: * は入力必須項目です