不動産購入「今買うべきか?」「頭金を貯めるべきか?」

不動産購入時の頭金

江戸川区の不動産エージェント江戸川不動産情報館・金野秀樹(コンノヒデキ)です。

 

本日のテーマは、「今買うべきか?頭金を貯めるべきか?」です。

参考にして下さい。

不動産購入時に頭金は貯めるべき?

不動産購入時に頭金を貯めるべきかどうかは、多くのお客様がとても気になる問題ですね。

 

不動産購入時に必要なお金は、物件の代金と諸費用です。

諸費用は、物件の種別によって異なりますが、だいたい物件代金の5~10%くらいが目安となります。

この諸費用の中には、引っ越し代・新しい家電・家具等は含まれておりません。

諸費用についてもっと詳しく知りたい方はこちら

 

「今買うべきか?頭金を貯めるべきか?」を解説する前に「頭金を貯めるメリット」を先に解説していきましょう。

頭金を貯めるメリット

不動産購入時には、頭金を貯めておくべきという方が多いですが、なぜ頭金を貯めておくと良いのでしょうか?

 

・家計の管理が身につく

・銀行の審査に有利

・住宅ローンの支払いが減る

・金利の返済総額が減る

 

大まかに言うと上記の項目が挙げられます。

それぞれについて解説していきましょう。

・家計の管理が身につく

皆さんは家計簿をつけていますか?

 

毎月、いくらの収入があって、いくらの支出があるのかを把握している。

年単位の収入支出を把握している。

 

家計の収支の把握は、毎月の貯蓄が出来ていれば、だいたいの人は出来ていると思います。

例えば、月に5万円を貯蓄しようと思ったら、5万円が残るように支出をコントロールする。

 

逆に収入をもっとあげようとする方もいることでしょう。

 

もし、なんとなく毎月、お金が残っていって貯蓄が出来ている状態であれば、浪費癖がないので、家計の管理は難しくなさそうです。

 

一方、家計の収支を把握していなくて、貯蓄もまったくないという方は、一度、家計の収支を分析してみましょう。

 

家計の管理のコツは、逆算です。

貯蓄したい金額を残して、残ったお金でやりくりするしかないのですから。

 

毎月・毎年・数年単位の収支を箇条書きにして、月に数回、収入と支出の項目を整理しておけば、そんなに難しい事ではありません。

 

忙しい方は、支出の領収書を全て綺麗にノートに貼ったり、パソコンを使ってExcelなんかで管理する必要はありません。

細かくやるのが好きな方は、大いにやりましょう。

やればやるほど、成果は出やすいです。

 

しかし、注意しなければならないのは、面倒くさくなって続かない事です。

 

頭金を貯めるメリット、逆を言えば、頭金を貯めるには、家計の管理をしなければならない。

その結果、家計の管理が身につくわけですね。

 

ご自身で家計の分析が出来ない場合は、お気軽にご相談ください。

無料でご相談を承っております。

・銀行の審査に有利

頭金があると、銀行の審査に有利になります。

理由は簡単ですね。

頭金が貯められる方は、家計の管理が出来ているということなので、銀行も安心してお金を貸す事が出来ます。

銀行によっては、頭金があると金利が安くなったり、逆に、頭金がないと金利が高くなったりします。

・住宅ローンの支払いが減る

頭金があると、住宅ローンの借入額が減ります。

そうすれば、当然、毎月の元本・金利の支払金額が減ります。

・金利の支払総額が減る

住宅ローンは、35年で組む方が多いです。

最長で50年の返済期間なんて商品もあります。

その間に、元金には利息が発生するわけです。

 

例えば、4,000万円を金利2%・35年払いで借入すると、元金と金利の返済総額は約5,570万円です。

35年間で約1,570万円の金利を支払う事になるわけです。

 

仮に、頭金が500万円あって、同じ条件で3,500万円の借入ですと、返済総額は約4,870万円。

35年間で約1,370万円の金利の支払いになります。

 

500万円の違いで、金利の支払額は、200万円違ってくるわけですね。

今買うべきか?頭金を貯めるべきか?

頭金を貯めるメリットを解説しました。

 

それでは、いよいよ本題の「今買うべきか?頭金を貯めるべきか?」についてです。

この問題は、人によって答えが変わってきます。

「頭金がすでに貯まっている人」と「頭金が貯まっていない人」では、そもそもスタート地点が違ってくるからです。

頭金がすでに貯まっている人

頭金がすでに貯まっている人は、「毎月の支払い」と「これからのライフイベントに必要な支出」をみて、頭金の額を検討してください。

 

頭金を多くいれれば、毎月の支払いは減ります。

しかし、これからやってくるライフイベント時に必要な支払いが出来なくなってしまっては、意味がありません。

子供の進学・車の購入等が大きな支出をともなうライフイベントですね。

頭金が貯まっていない人

頭金が貯まっていない人が、特に注意しなければならないのは、絶対に無理な住宅ローンを組まない事です。

 

特に変動金利です。

変動金利で家賃並みで借入が出来たとしましょう。

 

その時に考えて欲しいのは、

その支払いで少しでも貯蓄が出来る状態ですか?

これからのライフイベント時の支出が出来ますか?

金利の上昇リスクを考えましたか?

 

高収入で、毎月の住宅ローンの支払に余裕があって、金利上昇リスクに耐えられるのであれば、問題ありません。

しかし、では何故今まで頭金が貯められなかったのか?を一度考えてみましょう。

 

不動産購入用の頭金はないけど、貯蓄や金融資産があるという方で、ライフイベント時の支出は大丈夫という方も、金利上昇リスクだけは考えて下さい。

 

住宅ローンは、数十年間にわたり返済していくものです。

変動金利を選択した場合の店頭金利は、過去20年間、ほとんど変動していませんが、これからの事はだれにもわかりません。

頭金がない場合、貯めてからの方が良いの?

頭金が貯まっていない方で、不動産購入を検討するにあたり、とりあえず頭金が貯まるのを待つべきか悩んでいる方もいらっしゃいます。

 

そういう方は、まずは、ライフプランニングを受けて、資金計画を立ててみましょう。

資金計画の結果、頭金がなくても無理のない返済額であれば、不動産購入を検討しても大丈夫です。

 

頭金があると、毎月のローン返済額が減り、金利の支払い総額も抑えられますが、もし賃貸住宅にお住いの場合、頭金を貯めている間、家賃の支払いはあるわけですから、その家賃分は、そのまま損失となります。

 

さらに、今、住宅ローンは低金利の時代です。

今後、大幅に金利が下がっていく事はないと思われます。

 

無理のない返済額で住宅ローンを組むことが出来れば、必ずしも頭金が貯まるのを待つ必要はないでしょう。

 

弊社、江戸川不動産情報館は、無料でライフプランニング・資金計画も承っております。

ライフプランニング・資金計画費用は、弊社を通して不動産購入をした場合の仲介手数料に含まれております。弊社を通さない場合は、費用は一切発生しませんのでご安心ください。

「今買うべきか?頭金を貯めるべきか?」まとめ

・頭金を貯めると、家計の管理が身につく。

・不動産購入時に頭金があると、銀行の審査に有利・住宅ローンの支払額が減る・金利の支払総額が減る等のメリットがある。

・頭金がすでに貯まっている人と貯まっていない人では、注意点が違う。

・頭金が貯まっていない人も、ライフプランニング・資金計画の結果によっては、不動産購入を検討して大丈夫である。

・不動産購入時には、必ず、ライフプランニング・資金計画を行う事が重要である。

 

ご不明な点等ございましたら

江戸川区の不動産バイヤーズエージェント江戸川不動産情報館へお気軽にご相談下さい。

不動産バイヤーズエージェントは、あなたの為の不動産代理人です。

 

江戸川不動産情報館 金野 秀樹(こんの ひでき)

家を買うなら知っておきたい情報セミナー・勉強会

【セミナーの内容】

☆マーケットを知る☆資産性とは何か☆リスクを考える☆減税・補助金☆私たちが出来ること

 

「貯蓄になる家」「負債になる家」「不動産の資産価値とは?」「生き残る街」「捨てられる街」「買ってはいけない物件」「バイヤーズエージェントって何者?」「不動産の買い時はいつ?」「家余り 人口減少時代の家探し」「不動産市場の仕組み」「不動産営業マンの思考」「不動産事業者が大好きな儲かる取引とは?」and more

 

セミナーでは、売り込みは一切ありません。お客様の貴重なお時間を頂きますので、徹底的に不動産の賢い購入術(買ってはいけない物件・不動産価格の決まり方等)、不動産業界の仕組み(不動産屋に騙されない方法等)を時間いっぱいにお伝えします。その為、物件を売り込む暇はありません。セミナー受講後、弊社をご利用するかしないかご判断下さい。不満足の場合は、一切の連絡をしない事をお約束致します。


全国マンションデータベース

気になるマンションの資産価値がわかります

全国14万棟のマンション情報が確認出来ます!

【確認出来る情報】

・物件概要・マンション偏差値

・クチコミ・推定売却価格

・中古販売履歴、相場・過去の賃料履歴、相場

and more


不動産を自分でAI査定

買ってはいけない物件を自分で簡単チェック

セルフィンの利用でこんな事が分かります

①価格の妥当性を判定 ②対象不動産の流動性を判定 ③立地による資産性を判定④住宅ローン減税の対象か否かを判定 ⑤建築年から耐震性を判定 ⑥管理状況の良し悪しを判定(マンション)⑦土地の資産性について判定(戸建て)

⑧全国マンションデータベースを閲覧可能・マンション偏差値・推定売却価格・過去の販売相場・過去の賃料相場


AI評価付で自動で物件情報をお送りします

希望の条件に合う物件情報を自動でお届けするロボットです。不動産データベースやWEB上に登録された新着不動産情報をいち早く発見し、最短24時間以内に皆様のお手元に自動でメール配信します。物件情報だけでなく、物件の資産性をビックデータと比較して評価書付きで物件情報をお届けするサービスです。


フォームから相談依頼

「家を買うなら知っておきたい情報レポート」をご希望のお客様は、メッセージ欄に「レポート希望」と入力して送信して下さい。

メモ: * は入力必須項目です