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不幸な「住宅すごろく」とは?

不幸な住宅すごろく

江戸川区の不動産エージェント江戸川不動産情報館・金野秀樹(コンノヒデキ)です。

 

令和の不動産購入シリーズ番外編です。

本日は、「不幸な住宅すごろく」を解説していきましょう。

参考にして下さい。

住宅すごろく

双六と書いて「すごろく」と読むそうです。

 

語源は、「さいころを2個振り、双方とも最大値である6のゾロ目がいかに出るかが形勢を左右したゲーム」であった為だそうです。

 

人生ゲーム・桃鉄といったゲームで、馴染みが深いゲームです。

GWの10連休で、ご家族や友人達と楽しんだ方もいらっしゃるかもしれません。

 

かくゆう、私も、桃鉄を楽しみました。

「キングボンビー」に翻弄されたのは言うまでもありません(笑)

 

さて、この双六(すごろく)ですが、実際の人生でも、多くの皆様が「住宅すごろく」を行っています。

昭和・平成で当たり前だった住宅すごろくの末路

元号が「平成」から「令和」と変わった2019年5月1日、不動産業界の繁忙期は年初から3月末ですので、

4月になると落ち着いてきます。今年は、10月に「消費税増税」が控えていますので、GW明けから、また、動きそうな予感がしています。

 

「昭和」「平成」で当たり前に歩んできた「住宅すごろく」。

じつは、これは、「不幸な住宅すごろく」と言えるかもしれない事をご存知ですか?

不幸な住宅すごろく=「家」と「住宅ローン」に縛られる人生

① 大学生/新社会人・・ワンルームアパート

② 結婚/出産・・・・・ファミリー賃貸

③ 35歳前後・・・・・新築住宅購入

④ 子供が独立・・・・・築20~25年

⑤ 65歳・・・・・・・ローン完済/築30年

余生20年以上・・・家は老朽化資産価値ゼロ、不自由な住宅古い設備

 

上記の住宅の変遷って、とても一般的ですよね。

この当たりまえだった「住宅すごろく」。

最後に、子供たちが独立したあとの余生の時に、所有の住宅は「資産価値」が残っておらず、身動きがとれない可能性があるのです。

子供たちにも影響を及ぼす「負動産」

高齢化社会に突入している日本は、これから、人口が減少していきます。

高齢者の社会保障費や年金を賄う為の生産年齢人口も、当然減少していくわけです。

 

地方都市は、過疎化が進行し、国は、立地適正化計画・コンパクトシティ化を進めていき、対応していこうとしています。

 

もし、あなたの所有不動産が、立地適正化計画によって、資産価値が減少し、資産価値がつかなくなってしまった場合、その「不動産」を引き継ぐ「子供や孫」たちは、「負動産」を背負っていくわけです。

資産価値という観点から不動産を選択する

資産価値が減少しやすい家とは

「資産価値が減少しやすい家」は、住宅への支出が「支出でしかない家」です。

「家は一生で1回の買い物である」と思っているため、立地もデザインも趣味嗜好の強い不動産となりやすい。私にとって100点の家を目指す。

 

「私にとって100点の家」は、将来、第三者からみれば、何点になるでしょうか?

「子供や孫」世代にとっては、資産価値がつく家であれば、選択肢が広がりますが、「負動産」であった場合、せっかくの不動産が「足かせ」となってしまう可能性があります。

資産価値が減少しにくい家とは

先程もご説明した通り、日本はこれから「人口減少社会」が続きます。

その社会の中では、しっかりと資産価値を重視した住宅購入が、重要になってきます。

「家は売るものである」と購入する段階で意識する事によって、「立地」も「デザイン」も、自分たちの都合だけではなく、「多くの人にとってどうか」と言う目線が必要になってくる。

 

<立地>

多くの人が「購入する」「借りる」立地を優先的に選ぶ。

<デザイン>

一戸建の場合、注文建築のように特殊なデザインなどではなく、外観などは万人受けする分譲戸建て程度のデザインにする。

住宅すごろくのまとめ

・令和は、人口減少時代である為、住宅すごろくの進め方は、「資産価値」を重視していく必要がある。

「資産価値が減少しやすい家」ではなく、「資産価値が減少しにくい家」を選択していく必要がある。

 

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