スルガ銀行のシェアハウス問題から学ぶ住宅ローンの考え方 江戸川不動産情報館

スルガ銀行のシェアハウス問題

江戸川区 不動産 エージェント 江戸川不動産情報館です。

 

本日は、社会問題となっているスルガ銀行のシェアハウス問題から住宅ローンの考え方を解説していきます。

参考にして下さい。

スルガ銀行のシェアハウス問題から学ぶ

スルガ銀行のシェアハウス問題を巡る投資トラブルが長期化しつつあります。

 

金融庁は建設資金の多くを融資していたスルガ銀行に対して、一部業務停止命令を出しました。

懸念されるサラリーマン大家の返済行き詰まり

「サラリーマン大家」は家賃を保証していた運営会社の経営破綻で融資の返済に行き詰まる方がかなり増えそうです。

 

昨今は、勤め人という属性を生かした低金利融資+サブリース・家賃保証で不動産投資を始めるサラリーマン大家が増えてきていました。

日本銀行の発表によると

日銀が2017年2月9日に発表した「貸出先別貸出金」によると、金融機関による不動産向け融資は70兆3592億円、前年同月比約7%増と過去最高を更新したそうです。

 

そのうち31.5%を占めるのは「個人による貸家業」。つまり、個人による不動産投資、アパート経営への融資が、この数年、高い伸びを示してきました。

背景を探ると

そもそもなぜ、スルガ銀行のシェアハウス問題にもあるように、オーナーは高額な物件の契約に至ったのか。背景を探ると、サブリース・家賃保証裏で不動産の価値やリターンを高く見せかける巧妙な手口が浮かび上がってきたようです。

 

その経緯をひもとくと、不動産の価値を実際より高く見せかけて利益を得る巧妙な営業の手法が浮かび上がります。

収益性還元法の間違った使い方

収益性還元法とは

将来生み出す家賃などの収益から修繕費など費用を差し引いて不動産の価値を計算する方法。

資料の改ざん

実態を覆い隠すために「収益還元法」を利用した。今回はスルガ銀行とスマートデイズという会社で、資料の改ざんなどがあったようです。

(賃料や入居率を実際より高く見せかける不正が横行していた)

不自然な高い利回りにはご注意を

不自然に高い利回りには「裏」がある場合も多く、オーナー側の想定賃料の妥当性の検証に甘さがあったのではないか?という声も出ています。

 

しかし、今回のケースはまだ真実は確定しておりませんが、もし銀行側と不動産会社が結託していたとすると、一般の「サラリーマン大家」さんにそれを見抜けなかったのか?と問うのは酷だなと思います。

これから住宅ローンを組む方へ

住宅ローン組んでご自宅を購入される方には下記の内容を把握しておいて欲しいです。

主体性を持って、銀行を選ぶ

今回のスルガ銀行のシェアハウス問題とは違い、お客様が主体性を持って、銀行を選んでいく事で、納得のいく返済計画が立てられます。

 

住宅ローンを借りるためには、融資先の審査に通らなければなりません。審査の申込みにあたっては、源泉徴収票、納税証明書、売買契約書などの書類一式を金融期間に提出する必要があります。

フラット35の場合

ちなみにフラット35には、最低年収や申込時の年齢制限はあるものの、職業や勤務先などによる制限はありません。しかし、一定の技術基準に適合した住宅などの基準がございます。

民間金融機関の住宅ローン

一方、その他の民間住宅ローンは、一般に、建物に対する制限があまりないのですが、人に対しては厳しく審査を行います。

 

最低年収のほか、勤続年数や勤務形態も問われます。会社員の場合には、会社の決算状況までも審査の対象となる場合もございます。

 

また、団体信用生命保険に加入する事が要件となっている場合には、健康状態が良好でなければなりません。

 

なお、定期借地権の場合の借入は難しい場合が多く、建築基準法に適合しない物件については、通常、借入をすることは出来ません。

美味い話ほど裏がある

スルガ銀行のシェアハウス問題から学ぶ住宅ローンの考え方としては、美味そうに見える儲け話とは違い、自分達の判断によって、より良い住宅ローンが選択できる事です。

 

知らなくて損をしてしまう事のないよう、事前にお調べいただき、ご納得のいく住宅ローンを選ばれることをおススメ致します。

 

ご不明な点等ございましたら

江戸川区の不動産バイヤーズエージェント江戸川不動産情報館へお気軽にご相談下さい。

不動産バイヤーズエージェントは、あなたの為の不動産代理人です。

 

江戸川不動産情報館 金野 秀樹(こんの ひでき)

家を買うなら知っておきたい情報セミナー・勉強会

【セミナーの内容】

☆マーケットを知る☆資産性とは何か☆リスクを考える☆減税・補助金☆私たちが出来ること

 

「貯蓄になる家」「負債になる家」「不動産の資産価値とは?」「生き残る街」「捨てられる街」「買ってはいけない物件」「バイヤーズエージェントって何者?」「不動産の買い時はいつ?」「家余り 人口減少時代の家探し」「不動産市場の仕組み」「不動産営業マンの思考」「不動産事業者が大好きな儲かる取引とは?」and more

 

セミナーでは、売り込みは一切ありません。お客様の貴重なお時間を頂きますので、徹底的に不動産の賢い購入術(買ってはいけない物件・不動産価格の決まり方等)、不動産業界の仕組み(不動産屋に騙されない方法等)を時間いっぱいにお伝えします。その為、物件を売り込む暇はありません。セミナー受講後、弊社をご利用するかしないかご判断下さい。不満足の場合は、一切の連絡をしない事をお約束致します。


全国マンションデータベース

気になるマンションの資産価値がわかります

全国14万棟のマンション情報が確認出来ます!

【確認出来る情報】

・物件概要・マンション偏差値

・クチコミ・推定売却価格

・中古販売履歴、相場・過去の賃料履歴、相場

and more


不動産を自分でAI査定

買ってはいけない物件を自分で簡単チェック

セルフィンの利用でこんな事が分かります

①価格の妥当性を判定 ②対象不動産の流動性を判定 ③立地による資産性を判定④住宅ローン減税の対象か否かを判定 ⑤建築年から耐震性を判定 ⑥管理状況の良し悪しを判定(マンション)⑦土地の資産性について判定(戸建て)

⑧全国マンションデータベースを閲覧可能・マンション偏差値・推定売却価格・過去の販売相場・過去の賃料相場


AI評価付で自動で物件情報をお送りします

希望の条件に合う物件情報を自動でお届けするロボットです。不動産データベースやWEB上に登録された新着不動産情報をいち早く発見し、最短24時間以内に皆様のお手元に自動でメール配信します。物件情報だけでなく、物件の資産性をビックデータと比較して評価書付きで物件情報をお届けするサービスです。