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建物のW造、S造、RC造、SRC造の違いとは?!江戸川不動産情報館

建物の構造の種類・違いとは?

こんにちは!

江戸川不動産情報館です!

 

平昌オリンピックが開幕しましたね!

日本選手団の皆様は勿論のこと、世界中の選手達の熱いプレーに刺激を受けて

私も金メダル目指して頑張ります!

 

さてさて、本日も賢い不動産購入術いきますよ!

建物の構造の種類!

住宅購入時に建物構造の種類について、今回はまとめてみました。

 

●W造(Wood)……木造

●S造(Steel)…… 鉄骨造

●RC造(Reinforced Concrete)…… 鉄筋コンクリート造

●SRC造(Steel Reinforced Concrete)…… 鉄筋鉄骨コンクリート造

※RC造やSRC造などのアルファベットは、建物を構造する材料・材質を表しています。


☆W造(Wood)/木造

W造(以下、木造)は主な構造部分に木材を用いてつくられた物件です。日本の気候や風土にマッチし、これまで多くの建物が木造でつくられてきました。現在も小規模アパートなどでも採用されており、低コストで住宅建築が可能となります。

 

中古住宅購入時に注意が必要な点は、築20年を超えると、住宅ローン減税等が使えなくなる場合(撤廃要件有)がございますので、注意が必要です。詳細は下記のHPも併せてご確認下さい。

http://www.rchukai.jp/contents/contents_f_tekigou_index.htm


☆S造/鉄骨造

S造/鉄骨造(以下、S造)とは、柱や梁など骨組に鉄骨を使用した構造のこと。Sはスチールの略です。木造の柱がそのまま鉄骨になったものをイメージするとわかりやすいと思いますが、一口に鉄骨とは言え、人工的に強度を高めたものを使用しているのが特徴です。

S造の中には重量鉄骨造と軽量鉄骨造の2種類が存在します。その違いは基本的には鋼材の厚さであり、鋼材の厚みが6mm以上のものを「重量鉄骨構造」、6mm未満のものを「軽量鉄骨造」と呼びます。前者は主にビルや高層マンションなど大規模建築物をつくる際に、後者は「軽量鉄骨造」は一般住宅や小規模店舗などで用いられるケースが多いようです。

 

また、中古住宅購入時に耐震診断を希望される方が居ますが、通常の建築士が行う耐震診断では評価できない住宅となります。勿論、構造の専門家に依頼する流れは存在します。


☆RC造/鉄筋コンクリート造

Reinforced Concrete は直訳すると「補強されたコンクリート」となります。主に柱や梁、床・壁が鉄筋とコンクリートで構成されていますが、鉄筋を組んだ型枠にコンクリートを流し込んで固めたものを指します。特徴的なのは、下記のような2つの材料を組み合わせることにより、お互いの長所を活かす構造となり、マンション建設に必要な強度を出しています。

 

●鉄筋……引張力(引っ張る力)には強いが、熱に弱く錆びやすい

●コンクリート……熱に強いが、引張力(引っ張る力)に弱い

 

熱に弱い鉄筋をコンクリートで覆い、熱から鉄筋を守って酸化を防ぎます。一方コンクリートは上から押さえつける「圧縮」に対する抵抗力はあるものの、「引張力の弱さ」が課題でありますので、これを引張力に長けた鉄筋で補強しています。

 

また、中古住宅購入時に耐震診断を希望される方が居ますが、通常の建築士が行う耐震診断では評価できない住宅となります。勿論、構造の専門家に依頼する流れは存在します。


☆SRC造/鉄筋鉄骨コンクリート造

SRC造は鉄骨の柱の周りに鉄筋を組み、コンクリートを打ち込んで施工した物件のこと。

大型マンションやビルなど大規模な物件の場合、SRC造の工法が多く使われています。

鉄骨を使わないRC造よりも耐久性が高い構造といえるでしょう。

 

また、中古住宅購入時に耐震診断を希望される方が居ますが、通常の建築士が行う耐震診断では評価できない住宅となります。勿論、構造の専門家に依頼する流れは存在します。


☆RS造

Reinforced Steelの略。建物の下位部分にある柱や壁、床、天井などをRC造でつくり、上部をS造など下位部分とは異なる構造で構成する建物構造です。主に低中層マンションの建設の際に採用されています。

 

壁・床・天井など、賃貸で気になる部分がRC造ですので、上層階と下層階で遮音性に違いが出るのが特徴です。


☆WRC造

柱と梁を使わず、床や天井の面だけで建物を支える「壁式構造」を指します。比較的低コスト、かつ耐久性が高いといわれており、主に中低層マンションなど集合住宅でよく見かけます。

 

壁や床だけで構成される特性上、大きな開口部をとりづらいため設計の自由度は低めです。その一方で柱や梁が室内に出ないので、結果的に室内を広々使えるメリットがあります。壁の強度が高く遮音性も非常に優れているようです。


次に各構造の特徴とメリット・デメリットをそれぞれ挙げてみます。


【W造(Wood)/木造のメリット】

木造物件は建設コストがおさえられ、短期間で建てられます。

そのため上物(うわもの)が低コストで建設できるという特徴がございます。

日本の気候風土に適しているのも木造のメリットです。

木は、室内の空気が乾燥する冬、蓄えられていた水分を空気中に放出し湿度を保つ効果があります。

梅雨のように湿気が高い季節には空気中の水分を吸収。

さらに通気性にも優れているため、四季があり湿潤な日本の気候風土にマッチしています。

 

【W造(Wood)/木造のデメリット】

木造物件は通気性にすぐれている反面、遮音性は全構造の中でもっとも低いのが特徴です。部屋同士の仕切りの壁が薄いケースも多く生活音が響きやすいのがマイナス点です。

冷暖房が効きにくいのも木造物件に住む際、不満を持ちやすく、また木造物件は鉄骨物件にくらべて気密性が低いため、鉄骨に比べ冷暖房の効きが悪いようです。

冷暖房が効きにくい為、光熱費が高くなってしまうおそれがあります。

 

また、木造は耐火性が低いです。木造建築という特性上、建物火災の際にいちはやく火が回ってしまいます。

しかし「表面は焼け焦げても、中身まで燃えるには時間がかかる」という側面もあるようです。

あとはシロアリ等のリスクも懸念されます。


【RC造(Reinforced Concrete)/鉄筋コンクリート造のメリット】

主材料のコンクリートは不燃材料のため、非常に高い耐火性を備えます。耐火性に優れた部屋に住む事で日々の安心を手に入れられます。

また圧縮力と引張力を兼ね備えているため、耐久性が高く、地震に耐える物件が多いようです。

基本的に重い材料を使用するほど遮音能力が高いため、圧倒的重量のコンクリートが高い遮音性を持つことは想像に難くありません。

特に低音をしっかり遮断してくれるため、お部屋に大型スピーカーやサラウンドシステムを置きたい方はRC造の住宅お住みになられることをお勧め致します。

 

コンクリートを流し込んでつくる特性上、形状の自由度が高く、デザインのバリエーションにも富むこともメリット。

デザインの自由度が高く、モダンな物件に住めます。

【RC造(Reinforced Concrete)/鉄筋コンクリート造のデメリット】

建築コストだけでなく解体費用も高めなのがネックです。木造やS造にくらべ家賃も高めに設定されていることが多い為、後述するSRC造に比べ、鉄骨が入っていない分揺れにやや弱いといった特徴がございます。しかし木造やS造ほど神経質に地震を気にする必要はありません。

 

RC造は高い遮音性が優れているため、ルームシアターを構築して、ゆっくり自宅で映画鑑賞などを楽しみたい方にはおすすめです。また、しっかりしたRC造であれば子供が部屋を走る足音を気にする必要がありません。


【SRC造(Steel Reinforced Concrete)/鉄筋鉄骨コンクリート造のメリット】

あらゆる構造の中で最も耐震性、耐火性に優れるのはSRC造。

トップクラスの耐火性、耐久性をほこります。S造の「熱に弱い」や「錆びやすい」という短所をコンクリートで包むことで克服し、揺れに対する弱さを鉄筋・鉄骨でカバーしています。

 

強度や耐震性の面でもRC造と比べて優れています。

そのため、10階建以上の高層または超高層マンションなどの建築にも多く採用されています。柱や梁などのサイズが小さくても高い耐震性を確保できます

【SRC造(Steel Reinforced Concrete)/鉄筋鉄骨コンクリート造のデメリット】

火事や地震に対しての安心感がありますが、ほかの建築構造と比べるとコストが掛かる点がデメリットです。

 

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