インスペクション(建物状況調査)を実施する最適なタイミングとは?江戸川不動産情報館

インスペクション人形

こんにちは!

江戸川不動産情報館です。

 

先週の月曜日(1/22)に関東地方東京23区に雪が降りました。

勿論、江戸川区にも降りました。

今週の木曜日(2/1)金曜日(2/2)にも降雪があるそうですね。

皆様、今のうちに準備をしましょう!

 

さてさて、本日も、不動産購入の準備として賢い不動産購入術を発信していきます!

お付き合い下さいませ! 

改修費用の把握が中古取引の鍵

中古住宅を安心して購入するためには建物インスペクションが欠かせません。

 

建物の劣化状況などを正確に把握し、必要な改修費用を考慮して住宅購入を検討しないと、後から思わぬ補修費用の負担が余儀なくされることも考えられます。

 

今回は建物インスペクションの実施時期についてご説明いたします。

インスペクションの目的は「改修費用」の把握

中古住宅購入時の資金計画を考える上で大切なのが「改修費用」という概念です。

劣化などの不具合を補修する費用のことです。

総費用=物件価格+リフォーム費用+諸経費という考え方は適切ではありません。

 

リフォーム費用を「改修費用」と「趣味趣向のリフォーム」と区分し、ある程度改修費用に余力を持たせて物件選びをするのが失敗しない中古住宅購入の第一歩です。

 

そして改修費用を正確に把握するために建物インスペクションが不可欠となります。

中古住宅取得に係る費用の考え方

売買契約前?契約後?

最適な実施時期は物件によって異なります

建物インスペクションを実施する時期は不動産売買契約前、契約後の2パターン考えられます。

 

売買契約前に建物インスペクションを実施する場合、調査や結果報告を待つ間に他の人に物件が売れてしまうというリスクが生じます。

 

反対に売買契約後の場合、調査の結果思った以上の改修費用が必要になると判明しても、そのことを理由に売買契約を撤回することはできません。

 

一般に改修費用は築年数に比例する傾向にありますので、下表で赤色の区分の物件を検討する場合は、改修費用に余力を持たせた資金計画が望ましいです。

 

リニュアル仲介では中古住宅の取引に精通したエージェントが適切なタイミングで建物インスペクションを手配いたします。

中古住宅の取引で迫られる2択
建物インスペクション実施時期まとめ表

建物インスペクション実施時期まとめ

〈マンション〉

・平成12年6月以降…築浅物件として流通しやすい(競合しやすい)物件です。

大規模なリフォームを行う予定でなければ、売買契約を優先した方が良いと思われます。

 

・昭和56年6月~平成12年5月(築26年以上)…住宅ローン減税を適用するにはかし保険の加入が必要なので、売買契約前にかし保険の可否を確認することをお勧めします。

 

・昭和56年5月以前…耐震改修工事が現実的ではありませんので住宅ローン減税の適用は困難です。

<木造戸建て(在来工法・2×4工法)>

・平成12年6月以降…築浅物件として流通しやすい(競合しやすい)物件です。

内見時に目立った劣化事象(雨漏れ跡など)がなければ、売買契約を優先した方が良いと思われます。

 

・昭和56年6月~平成12年5月(築20年以下)…劣化改修の可能性があるので、売買契約前に改修工事の要不要を確認した方が良いのですが、住宅ローン減税が利用できる年代のため、他の人と競合してしまう恐れがあります。取引の状況を踏まえて調査実施時期を検討してください。

 

・昭和56年6月~平成12年5月(築21年以上)…劣化改修が必要と判定される可能性が高いため、売買契約前の調査を推奨します。また、耐震改修工事が必要と判定される可能性が高いです。

 

・昭和56年5月以前…劣化改修が懸念されるため、契約前の調査を推奨します。また、耐震改修工事が必要と判定される可能性が高いです。

<非木造戸建て(RC造・鉄骨造など)>

・平成12年6月以降…築浅物件として流通しやすい(競合しやすい)物件です。

内見時に目立った劣化事象(雨漏れ跡など)がなければ、売買契約を優先した方が良いと思われます。

 

・昭和56年6月~平成12年5月(築20年以下)…劣化改修の可能性があるので、売買契約前に改修工事の要不要を確認した方が良いのですが、住宅ローン減税が利用できる年代のため、他の人と競合してしまう恐れがあります。取引の状況を踏まえて調査実施時期を検討してください。

 

・昭和56年6月~平成12年5月(築21年以上)…住宅ローン減税を適用するにはかし保険の加入が必要なので、売買契約前に調査を実施してかし保険加入の可否を確認することをお勧めします。

 

・昭和56年5月以前…耐震改修工事が現実的ではありませんので住宅ローン減税の適用は困難です。

 

ご不明な点等ございましたら

江戸川区の不動産バイヤーズエージェント江戸川不動産情報館へお気軽にご相談下さい。

不動産バイヤーズエージェントは、あなたの為の不動産代理人です。

 

江戸川不動産情報館 金野 秀樹(こんの ひでき)

家を買うなら知っておきたい情報セミナー・勉強会

【セミナーの内容】

☆マーケットを知る☆資産性とは何か☆リスクを考える☆減税・補助金☆私たちが出来ること

 

「貯蓄になる家」「負債になる家」「不動産の資産価値とは?」「生き残る街」「捨てられる街」「買ってはいけない物件」「バイヤーズエージェントって何者?」「不動産の買い時はいつ?」「家余り 人口減少時代の家探し」「不動産市場の仕組み」「不動産営業マンの思考」「不動産事業者が大好きな儲かる取引とは?」and more

 

セミナーでは、売り込みは一切ありません。お客様の貴重なお時間を頂きますので、徹底的に不動産の賢い購入術(買ってはいけない物件・不動産価格の決まり方等)、不動産業界の仕組み(不動産屋に騙されない方法等)を時間いっぱいにお伝えします。その為、物件を売り込む暇はありません。セミナー受講後、弊社をご利用するかしないかご判断下さい。不満足の場合は、一切の連絡をしない事をお約束致します。


全国マンションデータベース


不動産を自分でAI査定

買ってはいけない物件を自分で簡単チェック

セルフィンの利用でこんな事が分かります

①価格の妥当性を判定 ②対象不動産の流動性を判定 ③立地による資産性を判定④住宅ローン減税の対象か否かを判定 ⑤建築年から耐震性を判定 ⑥管理状況の良し悪しを判定(マンション)⑦土地の資産性について判定(戸建て)

⑧全国マンションデータベースを閲覧可能・マンション偏差値・推定売却価格・過去の販売相場・過去の賃料相場


AI評価付で自動で物件情報をお送りします

希望の条件に合う物件情報を自動でお届けするロボットです。不動産データベースやWEB上に登録された新着不動産情報をいち早く発見し、最短24時間以内に皆様のお手元に自動でメール配信します。物件情報だけでなく、物件の資産性をビックデータと比較して評価書付きで物件情報をお届けするサービスです。