住宅購入はじめの一歩

★住宅購入 最初に理解すべきことは?

住宅購入の「初期の段階」で共通して悩まれていることを大別すると、下記3点です。

 

1. 住宅購入で何からどのように始めればいいのかの行動手順がわからない

2. 家はどんな基準で選べばよいのか

3. 自分はいくらぐらいの物件が購入できるのか(住宅ローン借入の疑問)

  

当てはまりましたでしょうか?

お住まい探しがもうすでに進んでらっしゃれば、この段階はクリアされているかもしれません…。

 

しかし、もしあなたがお住まい探しされたばかりであれば、この悩みは有耶無耶にせず、最初にクリアされることをお勧めします。

 

上記3点の不安を曖昧にしながら、なんとなくインターネットで「物件探し」をしてしまっていれば、結果的にあなたの貴重な時間を無駄にしてしまい、よい不動産を購入することは難しいでしょう…


★住宅購入では、最初の行動が肝心

最初の行動が肝心

住宅購入に対する考え方と最初の行動ステップを間違えると、あなたの貴重な時間が無駄になり、かなりの遠回りを強いられます。

 

遠回りならまだいいのですが、資産性の悪い住宅を購入してしまうと、あなたの家計に将来大きな影響を与えてしまう可能性もあります。


★物件探しの前にする事

まずはこの5つから整理していく

1. 住宅を購入するにあたって、何が問題なのかを認識する。

2. あなたの味方になってくれる不動産会社と信頼できる担当者を見つける

3. 資産価値が落ちにくい不動産とは、どんな物件かを理解する。

4. プロに個別相談の上、資金計画とエリアの選定を行っていく。

5. それから、物件探しをする。

 

具体的な行動手順の詳細を理解する事より、順序が大切

 上手く行かない人は、「物件」を自分で選び、扱っている不動産会社を訪ねる。

上手く行く人は、「不動産会社」を選んでから、一緒に「物件」を選ぶ。

 

これは、結果が全く変わってきます。

住宅購入で失敗したくない人は、まずこの順番を明確に理解しましょう。

くどいですが、「物件探し」の前に、

「不動産会社探し」をする事が重要です!何故なのかを解説していきます!


★不動産仲介業のビジネスモデル

1.不動産仲介業は手数料商売である。

→ 契約を成立させないと収益があがらないビジネスモデルが不動産仲介業です。

2.不動産仲介業は、売主側と買主側の2つの立場の仲介業者がある。

不動産仲介業の仕組み

通常の取引では、2社の仲介業者が取引に関わります。

 

契約が成立すると、売主は売主側仲介業者A社へ、買主は買主側仲介業者B社へそれぞれ仲介手数料をお支払いします。

もしこれが、売主買主の両方の仲介業者になれれば、利益は倍になります。

3.物件情報はどこでも同じ

売却の物件情報は、不動産流通機構「レインズ」に登録され、どの不動産事業者にも情報共有されます。つまり、不動産仲介業は基本的にはどの物件も仲介が出来ます。

レインズの仕組み

→だから、どこの不動産会社を通じて購入するか自分で選べます。

ところが、家探しを始めたほとんどの方は、業界の仕組みも購入の仕方も良く知らないので、賃貸を探すときのように、まず「物件探し」から始めてしまい、気になるのがあったらその不動産会社へ問い合わせし、相談してしまいます。

インターネット検索

不動産会社は、そもそもあなたの味方でしょうか?

さて、この場合にあなたが問合わせしたその不動産会社は、そもそもあなたの味方でしょうか?

 

この取引の仕組みでは、待ち構えている業者は、ほとんどが売主側の仲介業者なのです。

 

その仲介業者からすると、先程もお伝えしましたが、成約すると売主側と買主側から両方手数料をもらえる(両手取引)となり、仲介業者としてもおいしい取引となります。

 

営業マンは両手仲介が最優先

両手仲介

この両手取引は、手数料が一度の取引で倍になるため、事業者の自分たちの利益を優先されがちな取引でもあります。

売主側の仲介業者は売るのが仕事

売主側の仲介業者は売るのが仕事です。だから・・・、

 

・高く買ってくれる人を探している。

・あなたが購入する物件が将来どうなろうが関係ない

・あなたが購入できる資力があるかどうか、契約が出来るかどうかが最大の関心事

・たとえ変な物件であっても「買わない方がよい」とは立場上アドバイス出来ない

・価格交渉は積極的でない

→立場的に先に依頼を受けている売主側に重きが置かれるため

・ネガティブな情報は積極的に開示されにくい

 

つまり、その不動産業者を介してもあなたに良いことはほとんどありません。


★インターネットの物件情報は広告

インターネットに出ている物件情報は、全て広告である。

 

→だからネガティブな情報は掲載されていない

その広告の先の業者は、基本的には、売主側の仲介業者である。

 

→売りたい側の仲介業者に問い合わせしても、あなたのメリットは少ない

だから、あなたが損をせずに納得いく家を手に入れるためには、最初に物件探しをするのではなく、まずすべきことは、あなたの味方になる「不動産会社」と「信頼のできる担当者」を見るけることです。

 

これは、本当に大きな差が出ます。

 

住宅購入で失敗したくない人は、まずこれを理解し、あたなの味方になる不動産事業者を選びましょう。

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